1. HOME
  2. ブログ
  3. ブログ
  4. 永劫の呪い —— 呪鬼会の縛魂術

永劫の呪い —— 呪鬼会の縛魂術

永劫の呪い —— 呪鬼会の縛魂術

呪いとは、決して一時の怒りや憎悪を晴らすだけのものではない。それは時を超えて残り続ける鎖となり、呪われた者だけでなく、呪いを放った者の魂にも影を落とす。呪鬼会に伝わる「縛魂術」は、標的の魂を永遠に束縛し、その存在を業の鎖に縛りつける最も強力な呪術のひとつである。

縛魂の儀

この術を行うには、依頼者の強い執念が不可欠である。術者は黒塗りの箱を用意し、その中に標的の名を書き込んだ呪符を封じ込める。四方には護符を貼り巡らせ、呪術の陣を描く。依頼者が標的に対する怨嗟の念を形代に込め、呪術師がそれを祭壇の中心に置くと、縛魂の儀は始まる。

ある依頼者は、決して赦すことのできない裏切りを受けた。彼は相手が二度と平穏を得られぬよう、この術を求めた。呪符が封じ込められた箱が儀式の中で徐々に黒ずみ、周囲の空気が重く沈んでいく。やがて、箱を取り囲むように霊の気配が渦巻き、術の完了とともにその気配は完全に閉じ込められた。標的の魂は、二度と自由になることはなかった。

呪いの枷

縛魂術は、術が成就した瞬間から永劫に続く。その呪いを解くことは不可能に近く、仮に解こうとすれば、それは術を放った者の魂にも跳ね返る危険がある。魂を縛るということは、依頼者自身がその業を背負い続けることにほかならない。もし、この呪いを選ぶのならば、その覚悟を持て。

もし貴様が、決して消えぬ呪いを望むのならば、呪鬼会の扉を叩くがよい。ただし、一度結ばれた魂の鎖は、もはや解けることはない。我らは、その選択を見届ける。公式サイトへと進むがよい。

関連記事