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呪縛の鎖 —— 呪鬼会の封印術

呪縛の鎖 —— 呪鬼会の封印術

この世には、決して解いてはならぬものがある。古の呪い、怨念の塊、呪詛を背負った魂……それらは、時に人の世に害を成し、また時には依頼者自身をも飲み込む力を持つ。呪鬼会の「封印術」は、そうした呪われし存在を封じ込め、再び世に災いをもたらさぬよう施される禁断の術である。

封印の儀

封印術は、他の呪術とは異なり、「留める」ことを目的とする。呪詛の念が渦巻く場所や、人に憑いた邪悪な気を鎮めるため、術者は封印の陣を描き、護符を配置する。封印の対象によって儀式の方法は異なるが、最も強力な術では「生贄」となる依り代が必要とされることもある。

ある依頼者は、代々続く家系の呪いに苦しんでいた。その呪いを封じるため、呪鬼会の術者たちは封印の儀を執り行った。祭壇に古びた呪符を貼り、中央には黒く染まった形代を据え置く。呪言が唱えられると、空気が張り詰め、蝋燭の灯が不自然に揺らぎ始める。やがて、形代の周囲に亀裂のような闇が広がり、その中心に小さな影が現れた。封印が完成した瞬間、それはゆっくりと消えていき、静寂が戻る。かくして、その家に続く呪詛は閉じ込められた。

破られる封印

だが、封印は永遠ではない。呪詛の力が強ければ、いずれ封印は弱まり、いずれ解ける時が訪れる。その時、再び呪いの力が解き放たれぬよう、依頼者はその戒めを守り続けねばならない。もし誤って封印を破れば、さらに大きな災厄が訪れることは避けられぬ。

もし貴様が封印の力を求めるならば、その覚悟を持つがよい。呪いを鎮めることは、呪いと向き合うことでもある。我らは、その選択を見届ける。公式サイトへと進むがよい。

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